技術部会ブログ


今年度の活動テーマ検討を開始しました(WG3)


今年度の活動体制となって初めてのWG検討会が開催され、各WGでは新たな活動テーマについて議論を開始しています。WG3(課題検討WG)で話題に挙がっているテーマ候補を一部ご紹介すると、、、

● PostgreSQL10の新機能、互換性
次期メジャーバージョンのPostgreSQL10では「組み込みのロジカルレプリケーション」、「明示的な構文で指定できるテーブルパーティション」、「パラレル問い合わせの拡張」「同期レプリケーションでのクォーラムコミット対応」といった新機能が実装される予定で、これらの新機能が有効な利用シーン、運用上の制約、旧バージョンからのバージョンアップ時に対策が必要な非互換性について調査・検証を行うことを考えています。

● PostgreSQLのレプリケーション機能
組み込みのレプリケーション機能はバージョンアップとともに機能強化が進み、使える機能、設定方法がバージョン毎に変化しています。そこで、定点観測的に調査・検証を行うことで、レプリケーション機能を利用する際のノウハウを最新化することを考えています。また、他のDBMSに備わっているレプリケーション機能と比較することも考えています。

● Windows環境でのPostgreSQL利用
PostgreSQLはWindows環境でも利用できますが、Linux環境に比べ利用にあたってのノウハウが整理されていないのが実状です。そこで、Windows環境での設定やチューニングのポイント、HA実現方式、運用時の差異と注意点、利用可能な周辺ツールといった点について調査・検証を行うことを考えています。

他にも挙がっている候補のテーマを含めて、これから8月中位を目処に活動テーマを絞り込んでいく予定です。
今年度もPGEConsの活動にご注目ください。

(なか)

2017年度 技術部会キックオフ


6月15日(木)、2017年度技術部会のキックオフ会を実施しました。
また、同時にCR部会のキックオフも行われました。

今回のキックオフ会は14企業と、
見学に来ていただいた2企業の総勢約30名のメンバーで実施。
活動も6年目に入り、勉強会の開催や年度を跨ぐ取り組みなど
新しい試みを取り入れて今年度も活動していきます。

技術部会では今年度の活動方針案や、
5月に開催された成果発表会のアンケート結果の共有、
活動スケジュールの確認などを行いました。
今年は昨年同様、「WG1:新技術検証」「WG2:移行」「WG3:課題検討」
を軸とした3つのワーキンググループで活動します。
CR部会では、CR部会のミッションや設立までの経緯の紹介、
今年度の活動計画案の報告などが行われました。

キックオフ会の後、懇親会も開催しました。
大勢の方が参加され、ざっくばらんに交流を深めました。

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PGECons技術部会ワーキンググループ活動にご興味のある方は、
ぜひ参加をご検討ください。

PGEConsへの参加申し込みについてはこちら

次回は7月20日(木)に第1回合同WG検討会を実施します。
見学も受け付けておりますので、ご興味のある方は
7月10日(月)までにPGECons事務局(jimukyoku@pgecons.org)まで
ご連絡ください。

WG3の活動状況


WG3(課題検討WG)では、「レプリケーション」「異種データ連携」という2つのテーマに分かれて活動しています。
各チームともに調査項目が固まりつつあります。

●「レプリケーション」
ストリーミングレプリケーション(SR)についての試験項目の列挙がほぼ完了し検証に入りつつあります。
一例を挙げると、レプリケーションスロットの有用性を試す検証などを想定しています。 (レプリケーションを継続するためにスレーブで必要とされるWALはマスタが保持し続ける等)
またPostgreSQL BDR (Bi-Directional Replication)についても検証が進んでおります。現場で直ぐ使えるかはわかりませんが、大変興味深い機能となっております。

●「異種データベース連携」
各連携方式(ETL、ロジカルデコーディング、ログベースレプリケーション、FDW等)の差異を評価するための項目を作成中です。
大まかにはデータ同期のリアルタイム性や、転送性能、クエリ性能、セキュリティ、可用性 etc… といった項目での評価を実施予定です。
データ連携方式で迷われている方(あるいはデータ連携方式に何があるのかわからない方)には大変役に立つ資料になりそうです。

今年度も現場で役に立つ運用ノウハウをご紹介できるように頑張っておりますので、ご期待下さい!

(SSL)