技術部会ブログ


WG3の活動状況


WG3(課題検討WG)では、「レプリケーション」「異種データ連携」という2つのテーマに分かれて活動しています。
各チームともに調査項目が固まりつつあります。

●「レプリケーション」
ストリーミングレプリケーション(SR)についての試験項目の列挙がほぼ完了し検証に入りつつあります。
一例を挙げると、レプリケーションスロットの有用性を試す検証などを想定しています。 (レプリケーションを継続するためにスレーブで必要とされるWALはマスタが保持し続ける等)
またPostgreSQL BDR (Bi-Directional Replication)についても検証が進んでおります。現場で直ぐ使えるかはわかりませんが、大変興味深い機能となっております。

●「異種データベース連携」
各連携方式(ETL、ロジカルデコーディング、ログベースレプリケーション、FDW等)の差異を評価するための項目を作成中です。
大まかにはデータ同期のリアルタイム性や、転送性能、クエリ性能、セキュリティ、可用性 etc… といった項目での評価を実施予定です。
データ連携方式で迷われている方(あるいはデータ連携方式に何があるのかわからない方)には大変役に立つ資料になりそうです。

今年度も現場で役に立つ運用ノウハウをご紹介できるように頑張っておりますので、ご期待下さい!

(SSL)

WG1 活動状況


2016年も終わりに差し掛かってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今年度から「新技術検証WG」と名称変更したWG1は
大方の検証も終わり、検証結果の議論を行う段階となっております。

WGの名称通り、今年度から多様な技術や機能(パラレルクエリ、JSONB等々)
について扱うようになったので、検討会ではメンバとしても毎回興味深い話を
聞くことができています。

また、毎年継続的に実施している性能検証の定点観測は今年ももちろん実施しております。
検証結果では去年に引き続き、今年(バージョン9.6)もメニーコアにおける性能向上が確認されています。

さて、今後議論が一段落したら発表資料の作成へと移りますが、今年度から成果物の形式が変更されます。
今までは LibreOffice Writer 文書を PDF に変換しておりましたが、
今年度からは Sphinx を用いた Web 形式となります。
この形式変更により、柔軟な資料の追加や容易な検索が可能となります。

本年は大変お世話になりました。皆様良いお年をお過ごしください。
2017年もPGEConsをよろしくお願いいたします。

(こん)

WG3(課題検討WG)の活動テーマが決まってきました


6月のキックオフから議論が進み、各WGでは今年度の活動テーマを具体化しつつあります。今年度から「課題検討WG」と名前を変えたWG3では「レプリケーション」「異種データベース連携」という大きく2つのテーマで活動していくことになりました。

「レプリケーション」のテーマでは、PostgreSQLの標準機能として組み込まれているストリーミングレプリケーション(SR)について、推奨設定やデータベース障害時の切替、復旧手順といったSR運用のノウハウを最近のバージョンで強化された機能を踏まえて整理していきます。また、マルチマスタ構成が可能なPostgreSQL BDR (Bi-Directional Replication)やテーブル単位での複製が可能なSlony-I、pglogicalといったSRとは異なる方式についても調査、検証を行っていこうとしています。

「異種データベース連携」のテーマでは、PostgreSQLと異なるデータベースをデータ連携する様々な手法(dblink, Export/Import, ファイル転送,レプリケーション, FDW, ETLツール等)について、想定される利用シーンに対してどの手法が最適か?各手法の細やかな違いは?といった観点で情報を整理していく予定です。

WG3は発足当時から「エンタープライズの現場でPostgreSQLを使われている技術者にすぐに使える情報を発信する」というモットーで活動し、ご好評いただいていますので、今年度も有益な情報を発信できるよう活動していきます。

(なか)