技術部会ブログ


今年度の活動も佳境を迎えております[WG2]


3月を迎えて、各WGの活動もヒートアップしてきましたが、
今回は、最近のWG2の活動について、ご紹介します。

【ストアドプロシージャ/組み込み関数移行】
異種DBからの移行を検討するときの障壁を減らすべく、
実機検証しながら四苦八苦しています。
年間の活動の中で、前半は調査、後半は調査結果に合わせて検証を交えた活動をするのも、
WG2の活動の特徴(恒例?)となりつつあります。

1月にリリースされたばかりのPostgreSQL 9.5を調査しながら、
異種DBの組み込み関数をPostgreSQLのSQL関数やC言語関数で代用できないか、
少しでもお伝えできればと思っています。

【PostgreSQL選択基準】
今年度よりWG2の活動に参加された企業様の視点を取り入れながら、
異種データベースからの移行先を選択する上での基準を整理しています。

選択基準といっても幅広く、アーキテクチャや国際化対応などの基本的なところに加え、
GISや外部データラッパなど、比較的新しい部分も含めた機能範囲や
ツール類の充実度といった視点での基準をお伝えできる見込みです。

ご期待ください!

(FJ)

頼もしきセキュリティの新機能


WG3ではツール班とセキュリティ班に分かれて活動しておりますが、私が所属しているセキュリティ班について報告します。

昨年に引き続きという事で、ネタ不足が懸念されましたが、昨年度の補足と 9.5で登場した新機能や透過的暗号化やSQLインジェクション対策といった外部モジュールがリリースされたおかげでネタは何とかなりました。

そしてセキュリティと言えば、気になるのはオーバヘッド。実装したいけど、負荷が高いのではちょっと..と尻込みしてしまいがちですが、食わず嫌いはいけません。暗号化や監査などでどの程度影響があるものか、試してみました。”この程度であれば大丈夫だ (^◇^*)”、とか”え、こんなに影響があるの… ( ̄□ ̄;)”などいろんな印象を持たれると思います。アンケートにて、忌憚のないご意見をいただければ幸いです。

(KKA)

 

WG1(性能WG)の2015年度のその後の活動状況


年が明けて最初のブログはWG1からお届けします。

前回の報告 にてWG1活動を開始したことをお知らせしましたが、その後の状況をご報告します。

現在、PostgreSQL 9.5 beta2を使っての定点観測、BRIN検証、パラレルVACUUMについては検証を一通り終え、まとめに入っています。OSのバージョン違い(RHEL 6 vs 7)については、今検証を行っているところです。

定点観測では、例によって72コア、メモリ2TBという、最大級の規模のサーバでPostgreSQLの限界性能を測定しています。最終報告のまとめはこれからですが、参照系、更新系共にPostgreSQL 9.4に比べると性能向上しているという嬉しい報告が出ています。

期待のPostgreSQL 9.5の新機能であるBRINインデックス検証ですが、予測通りある程度まとめてデータを取得したい場合に、良い性能が出るようです。また、検証の中では、従来からあるパーティショニングとの性能比較も行っており、それぞれの使いわけのノウハウがわかってきました。

5月に開催されるPGEConsの総会で詳しいことを発表できる予定ですので、それまで楽しみにお待ちください。

(い)