技術部会ブログ


WG3の活動内容


今年のWG3は、昨年同様2つのサブグループテーマで活動しています。1つは昨年からの継続テーマのセキュリティ(参加企業:アシスト、日本電気、NTT OSS、SIOS)、もう1つは新規に立ち上げたテーマのデータベース管理ツール(参加企業:NTTソフトウェア、大日本印刷、TIS、日立ソリューションズ)となっています。

セキュリティグループは監査、データベース管理ツールグループはバックアップ、監視系、パーティション、実行計画制御と調査対象は異なっていますが、どちらも、PostgreSQLを使う上で不足している内容をツールで解消できるのか?!という観点で調査等を進めている状況です。

今年度もPostgreSQLをエンタープライズ領域で利用するためのノウハウを、皆様にご紹介できればと思っておりますので、ご期待下さい。

(いな)

パワーアップ


「商用DBMSからの移行」をテーマとしたWG2。
セミナにご参加の皆様に記入いただいているアンケートからは、DB移行に対する期待の高さを読み取ることができます。
DB移行はシステム全体に影響するため活動対象範囲は広く、より多くの参加者にWG2にご参加いただくことで移行作業中に発生するさまざまな課題や観点、解決策を共通の知識とし、成果物をより実践的なものにしていきたいと考えています。

一方でコンソーシアム設立初年度の賑わいとは打って変わり、参加企業の減少に悩んでいたWG2。
しかし、今年のWG2は違います。
古参のメンバ(NECソリューションイノベータ、富士通、富士通SSL)に加え、新メンバ(HTKエンジニアリング、日本電子計算、三菱電機)が加わり大幅にパワーアップしました!

未着手だった移行難易度が高いストアドプロシージャや組み込み関数の移行検討に、今年度は着手します。
さらに、コンソーシアム設立時の初心に立ち帰り「PostgreSQL選択基準に関する情報整理」をテーマとした活動も行います。
同じRDBMSの中で”適材適所”を探るにはどのような軸で比較・判断するのか…結論を出すには単年度では足りない気がしますが(笑)、この活動を通じてより積極的にPostgreSQLを提案する理由を見出し、皆様にご紹介できればと思います。
2015年度のWG2にご期待ください!
※ 文中敬称略
(あいわ)

2015年度 技術部会キックオフ


PGEConsの技術部会は、テーマごとに3つのワーキンググループ(WG)に分かれて活動しています。今年のWGの発足とテーマ案の紹介、全体スケジュールの確認などのため、6月4日(木曜)にキックオフを開催しました。全部で46名の方々が参加され、これまでにない盛会となりました。

WGメンバ勢揃いの図

WGメンバ勢揃いの図

今年のキックオフの特徴は、PGEConsへの参加を検討している企業の方々が多数見学にお見えになったことです。それに合わせて、アジェンダにもPGECons活動へのFAQの説明が盛り込まれ、各WGでの活動の頻度や作業量、テーマ選定の進め方などが説明されました。

また、先日の成果報告会で来場者の方からいただいたアンケート結果も紹介され、特に「物足りなかった点」の説明には、一同真剣に聞き入っていました。お寄せいただいたご意見に真摯に応えることで、PGEConsの活動を改善し、ひいては今年の活動方針である『PostgreSQLの更なる価値向上』に繋げていきたいと思います。

今後各WGでは、毎月1回のペースでWGの会合を開きます。会合の中でメンバーからテーマ案を募集してテーマを選定し、具体的なアプローチのしかたを検討するなど、目標に向けて具体的に活動していきます。

キックオフの後は、懇親会を開きました。

懇親会の図

懇親会の図

3つのWGは、普段は別々に活動しており、なかなか全員が集まる機会がないので、こうした懇親会は、メンバーどうしが幅広く交流できる大事な機会です。今回は、各WGの参加者に見学にお見えになった方も加えて、さまざまな情報を交換して、楽しく有益なひと時を過ごしました。

PGEConsの技術部会ワーキンググループの活動にご興味をお持ちの方は、ぜひ参加をご検討ください。
(WGに加入していただくには、正会員としてのご参加をお願いしております)

PGECons参加のお申し込みはこちらまで