みなさんこんにちは。今月の技術会ブログは、WG1のM野がお送りします。
今年も残す所あと2ヶ月。年末の気配がそろりそろりと漂い始めてきました。各WGも検討したいテーマを決定して、そろりそろりと検証活動を始めています。
私が担当している検証活動は定点観測です。定点観測ではPostgreSQLの新旧バージョンでベンチマーク試験を行い、スケールアップ性能が認められるか否かを検討します。
例年の検証作業ではマシンスペックが結果に影響を及ぼさないように、それなりのハードウェアを利用していましたが、今回はクラウド環境で検証する予定です。
現時点ではまだ、定点観測に着手しておらず、その前段として検証環境を構築する Ansible Playbook を作成していました。なぜ Ansible Playbook を作成したかと言いますと、定点観測は作業手順が毎年ほぼ同じ事の繰り返しだからです。
いやもう、これは構成管理ツールの出番ですよね。サクっとコード化した次第です。この定点観測 Ansible Playbook があれば、次年度の試験も簡単にできます。あるいは、レポートを読んでいただいた読者が、サーバさえあれば簡単に追試をできるようになります。
手元の環境では調子よく構築できています。実際の定点観測作業でもバシっと環境構築できることでしょう。
ところで、WGではSlackを使ったコミュニケーションを開始していて、他のチャンネルでは「機械学習」とか「パラレルクエリ」とか「プラガブルストレージ」等のエモいキーワードが書き込まれています。今年度の成果物も、より良いものを書き上げられるようにWGは活発に活動していますので、みなさんご期待ください。
M野(Ansible おじさん)