WG3(課題検討WG)では、「レプリケーション」「異種データ連携」という2つのテーマに分かれて活動しています。
各チームともに調査項目が固まりつつあります。
●「レプリケーション」
ストリーミングレプリケーション(SR)についての試験項目の列挙がほぼ完了し検証に入りつつあります。
一例を挙げると、レプリケーションスロットの有用性を試す検証などを想定しています。 (レプリケーションを継続するためにスレーブで必要とされるWALはマスタが保持し続ける等)
またPostgreSQL BDR (Bi-Directional Replication)についても検証が進んでおります。現場で直ぐ使えるかはわかりませんが、大変興味深い機能となっております。
●「異種データベース連携」
各連携方式(ETL、ロジカルデコーディング、ログベースレプリケーション、FDW等)の差異を評価するための項目を作成中です。
大まかにはデータ同期のリアルタイム性や、転送性能、クエリ性能、セキュリティ、可用性 etc… といった項目での評価を実施予定です。
データ連携方式で迷われている方(あるいはデータ連携方式に何があるのかわからない方)には大変役に立つ資料になりそうです。
今年度も現場で役に立つ運用ノウハウをご紹介できるように頑張っておりますので、ご期待下さい!
(SSL)