2014年度活動報告


このページでは、2014年度PGEConsの3つの技術ワーキンググループ(WG)が作成したコンテンツをダウンロードできます。

これらのコンテンツには再利用可能なライセンスが設定されており、ユーザの皆様が資料を作成する際に利用できるようになっています。この機会に是非ご活用下さい。

(最終更新: WG1: 2015/4/23, WG2: 2015/4/23, WG3: 2015/4/23)

WG1

2014年度は、2013年度に引き続き2014年12月7日にリリースされたPostgreSQL9.4を対象としたスケールアップの定点観測を実施、そして9.4新機能のWAL改善を評価するために更新系処理を新たに評価しました。さらに、2014年度の新たな取り組みとして物理環境以外の環境におけるデータベースの性能評価に着目、KVMを使った仮想化環境と、LinuxコンテナのDocker環境の検証を実施しました。


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PostgreSQL9.4: page checksum有無による参照性能の比較

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PostgreSQL9.3.5とPostgreSQL9.4RC1の更新性能比較

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物理DBと仮想DBの参照系TPS比較と性能低下率

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PostgreSQL 9.4RC1のWALInsertLockを
PostgreSQL9.3.5の1/8と想定した場合のロック競合回数

WG2

本資料では任意のアプリケーションが利用するDBMSを異種DBMSからPostgreSQLに移行した際に実施する試験について記載します。2012、2013年度に実施した異種DBMSからPostgreSQLへの移行後の、データベースやアプリケーション等の移行結果の妥当性を確認する試験を記載しています。


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スキーマ移行結果の試験概要図と試験手順

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データ移行試験の試験項目

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Seleniumを用いたアプリケーション移行確認試験

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性能試験の詳細手順

WG3

WG3では、2013年度の活動成果であるエンタープライズ領域でのPostgreSQLの典型的システム方式の調査と動作検証に続き、2014年度はより広い視野の可用性、セキュリティの観点からシステム方式の調査と動作検証を行い、技術ノウハウを整理しました。


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ディザスタリカバリを実現する代表的な構成例

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ストリーミングレプリケーション時のスタンバイ性能検証用環境

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PCI DSSへのPostgreSQL対応調査結果(抜粋)

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OpenLDAPを用いたPostgreSQLの認証設定方法

成果物のダウンロード

リンクをクリックすると、ダウンロードが開始されます。

圧縮ファイル(zip, tar.bz2)で提供している成果物には各 WG 成果物の全ての PDF 文書の他、LibreOffice で編集可能な形式のファイル、および検証に用いたスクリプト類などが含まれています。

WG1

WG2

WG3