技術部会ブログ

DB移行時の試験項目検討[WG2]


DB移行後の試験項目を検討するに当たり、以前報告した通り具体的な移行例(「infoscoop」のデータベースをOracle11gからPostgreSQL9.4へ変更)を参考に作業を進めています。
本年度の成果物の本論からは若干それますが、「infoscoop」ではテーブルのカラム名に予約語(to, from)が使用されていたりと、移行時点での懸念事項となるポイントが発見されてきており、移行試験の対象アプリケーションとしてとても適していたことが判明してきました。

本年度の成果物としては、各社でスキーマ移行、SQL移行、データ移行という担当分けを行い、各社で一般的な検討項目の記載を進めております。
現状の作業項目は以下のように分割しています。
スキーマ移行:テーブル定義等のテスト
SQL移行:アプリケーションのテスト
データ移行:データ内容/件数のテスト

最終成果物の公開は4月以降となる予定ですが、12月に開催されるオープンソースカンファレンス2014.EnterpriseにWG2のメンバが登壇し、WG2の現状についても報告する予定です。
http://www.ospn.jp/osc2014.enterprise/
PGECons、特にDB移行にご興味がある方々は会場へお越しいただき、厳しい質問をぶつけていただければ幸いです。